160万部売り上げた最強恋愛映画をレビュー

2016年公開、七月隆文の160万部越えの大ヒット小説

「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」を原作とした映画作品として注目されました。20歳の学生として登場する福士蒼汰は「美咲ナンバーワン‼」(日本テレビ)にて俳優デビューし、「仮面ライダーフォーゼ」(テレビ朝日)で主人公の如月弦太朗、「あまちゃん」(NHK)で種市浩一の役で大ブレイクした今をときめく若手実力派俳優です。同じく20歳の学生として登場する小松奈々は映画「渇き。」などでその演技力が認められた演技派女優です。また、今まで多かったパワフルなイメージの役と違い今回はおとなしい女子学生を演じているので新しい彼女の魅力が再発見できると思います。

物語は京都の町に住む高寿と愛美が電車で出会うところから始まります。電車の片隅で本を読む愛美を見つけた高寿は同じ駅で降りた彼女に対し「一目ぼれしました」と声をかけ、2人は出会います。美大に通う少し引っ込み思案な高寿と、美容師の専門学校に通う天真爛漫で行動的な愛美の2人は性格がバラバラですが興味のあること、食べ物の趣味があうことから波長が合い友人の手助けもあり、次第に仲良くなり楽しい時間を過ごします。
2人が愛を育む中で、2人の恋が進展するたびに愛美は幸せそうな半面涙を流します。愛美は高寿に「涙もろいんだ、私」と言ってごまかしますが、その涙の理由が話の展開とともに明らかになります。この映画では2人の恋模様と、愛美の涙の理由に注目してほしいです。

美しい京都の街並みに注目!

この映画の見どころの1つは2人が様々なところでデートする際に訪れる京都の美しい街並みです。2人の初デートで待ち合わせをした三条大橋、アンティークショップ巡りをした柳小路、高寿と愛美が狐のお面をつけた伏見稲荷など美しい風景と光と美しい2人がマッチしてとても映像美です。また俳優らのファッションや話の内容が落ち着いた冬の京都ととてもあっていてほっこりした気持ちになれる映画です。

温かい気持ちになれる映画
まさに純愛ストーリーでどんな人が観ても最後にはほっこりする、そんな映画です。互いをどんなに想い合っていても2人に立ちはだかる決して避けることのできない障害に負けずに、めいっぱい楽しい時間を過ごす2人をいとおしく感じました。ただ恋人同士がいちゃついているのではなく想い合っているのだと感じました。2人でデートを重ねるシーンと愛美が涙を流すシーンが対比されて話に深みが出て胸に染みます。とにかく愛美の涙がきれいで映画の一番の見どころです。

老若男女に愛される映画です。原作は大ヒット小説ということもあり話に重厚感があり見ごたえがあります。愛美の涙の理由が明かされる前の2人と、明かされた後の2人を対比すると、とても暖かい気持ちになりました。ラストシーンでは誰もが思わず涙を流してしまうと思います。また、恋人っていいなとおもうような作品でした。
そして映像美が素晴らしいです。特に自然光の美しさが際立っています。愛美の初登場シーンでは電車の窓から差す光に当たる彼女、高寿の部屋で涙を流す愛美に差す夕日などがとても印象的です。様々な京都の街並みも魅力の1つです。
話も映像も美しいこの作品はきっと誰もに感動を与えるでしょう。

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